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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

弟が兄の勉強のジャマをする

 

 

 

小学校1年生と年少の男の子ママからのご質問

 

 

上の子の宿題や勉強をみていると、

必ず次男もやってきます。

 

数分ならお絵かきなどしてくれるのですが、

そのうち

「お兄ちゃんと、一緒のものをやりたい!」

と言い出します。

 

次男には

塗り絵や簡単なひらがな帳などを出しますが、

「イヤ!」と言い、

 

長男の宿題プリントに落書きをするので、

いつも最後は私が怒ります。

 

逆に、

下の子の面倒を見ていると、

宿題をやっている長男は

こちらが気になっているようです。

 

上の子の宿題のときの、

下の子の対応に悩む日々です。

 

 

 

「ジャマ」という考えを変えてみる

 

 

下の子というのは、

上の子に対して、

 

「同じことをしたい」

「自分を同じように扱ってほしい」

 

という、憧れやライバル心があります。

 

今回のご兄弟に関しては、

お兄ちゃんが小学校に入学し、勉強が始まって、

なにか新しいことをやっているお兄ちゃんが

弟さんは、うらやましくて仕方ないのです。

 

お母さんは、ちょっと考え方を変えてみましょう。

 

宿題をするときに、邪魔をされたり、

弟が何かやっていると気が散ったり、

 

その状況で

どうやって集中するかという練習だと思うのです。

 

それは社会で生きていくときに

必要なスキルを育んでいると考えてみてください。

 

例えば、

将来、大人になって仕事をするときに、

自分の仕事にだけ集中できる環境の方は

そんなにいらっしゃらないと思うのです。

 

誰かが話しかけてきたり、

電話がかかってきたり、

 

その中で集中して仕事をしなければならない、

その練習だと思いましょう。

 

 

 

兄弟の間にお母さんが入ってあげましょう

 

 

お兄ちゃんが宿題をするときに

弟さんが邪魔をするところだけ見ると、

弟さんが悪いように見えます。

 

でも

それは少なくてもあと1年、2年のことでしょう。

 

お母さんがなんとか間に入ってあげてください。

 

つまり弟さんを止めさせるのではなくて、

お兄ちゃんと弟さんの両方に、

お母さんがどう上手にフォローするかがポイントです。

 

お兄ちゃんの方には、

「よくがんばったね」

「あれだけ邪魔をされながらも、

これだけ出来たのは素晴らしいね」

とフォローしてあげます。

 

弟さんの方には、

「ちゃんと座っておけたね」

「お兄ちゃんみたいだったね」

とフォローしてあげるのです。

 

見方を変えれば、

少しはお母さんがラクになるでしょう。

 

 

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