子どもが遊びに夢中で声をかけても答えない

2017.10

「ご飯よ~」

と呼んでも

遊びに夢中になって子供には聞こえていない

そんなことってよくあります

 

「子供にはとことん夢中になってほしい」

 

そう思っても実際目の当たりにすると

イライラします。

 

 

「もういい加減にしてご飯を食べなさい!」

と怒ってしまったり・・・

 

 

子供が遊びに夢中になって

親の声が聞こえないくらい熱中することを

フロー状態といいます

 

「何かに夢中になって

周りの声も聞こえなくなる状態」

のことです。

 

 

あるお母さんからご報告をいただいたので

ご紹介します

年中の男の子さんです

 

 

>【フロー状態の我が子】

 

先日大阪で開催された

やる気セミナーに参加する数日前、

長男がフロー状態になった

出来事があります。

 

レゴの1番小さいサイズに

似たブロックを

夕方18時からスタートさせた長男。

 

 

ちょうど夕飯時と重なってしまい

ご飯どうする?

と私が話しかけるものの、

一切聞いていない…

 

 

というより聞こえていないので、

ご飯は諦めて

ブロックを中断させず放っておきました。

 

 

その後1時間半かけて車を完成させ、

いつもは食べない白ご飯を

5杯おかわりしました

 

 

この出来事をスカイプセッションで

お話しし河村先生から、

長男はトコトン夢中になる

のめり込む状態=フロー状態になっている、

と教えて頂きました。

 

 

のめり込む経験が

後々の勉強や仕事に生きてくる。

小さいうちに沢山経験させることが大切。

勿論生産活動で。

 

 

そして昨日の夕方のこと。

前回作った車を

改良させたいと17:00からブロック作業を始める。

 

 

追加のピースを使い、割と早く完成させた。

彼曰く専用ジェット機。

何の専用かは不明。

 

 

そのジェット機を手に持ちながら、

飛ばす真似をし遊び始め

リビングを走り回る。

 

 

ブーンと言いながら走っていると、

テーブルにぶつかりジェット機大破。

 

 

壊れたことにはショックはあったものの

「仕方ない」と自分なりに

言い聞かせる様子で

散らばったブロックを集め

修復作業に取り掛かる。

 

 

が、1つブロックが見つからず

それがトリガーとなり

我慢していた悔しさが爆発。大泣き。

 

 

泣きながらも壊れたジェット機を直す。

感情が高ぶり集中できず、

はめたブロックが

指の力ですぐに外れ、

思うように作れない。

 

 

(冒頭レゴに似たブロックと書きましたが

100均のプラスチックブロックなので

若干はまりが悪いのです。

1番小さいサイズで4mm×4mm。)

 

 

何度もはめて外れてを繰り返すと

悔しさが怒りに変わり、

ついに大声を上げて暴れ始める。

 

 

泣きすぎてありとあらゆる穴から汁が出る。

 

 

「何ではまらへんのん‼︎あ゛ーーーーー‼︎‼︎」

 

 

地団駄を踏み、ソファーにぶつかり、

挙句妹がタイミング悪く開けていた

テレビ台の引き出しに頭をぶつけ出血。

 

痛さと悔しさでどうにもならない状態。

私の声も届かず…

 

私はしばらく見守ることにした。

 

 

下の2人にご飯を食べさせながら彼を見る。

 

何度やっても出来ないー出来ないーと泣き叫び、

「お母さんやって‼︎」と

言い出したので少し手を貸すことに。

 

 

…しかし、私の大人の手の大きさでは

4mmのブロックは小さ過ぎ、

且つブロックなんてほとんどやった

ことのない私は力加減がわからずに、

結果壊す。

 

 

更に泣く。(私、要らんことした・・・)

それでもひたすらに修復したいので

はめては外れの繰り返し。

 

 

「新しく組み立て直すのはどうかな?」

と尋ねても

「ダメ!」と一蹴。

 

 

「お母さんどうしたらいいかな?」

と聞いてみると、

 

「お手伝いしてーー

ぅえーーーーーえーーーーー(泣いている)」

と言ったので、

先程の反省も踏まえ慎重にブロックをはめる。

 

 

…とりあえず一つ成功。

これ以上私の手で壊したくないのと、

一つの作業にとんでもない

集中力がいることがわかりギブアップ。

 

 

私は身を引くことにした。

この時点で泣き始めて20分経過。

完成とは程遠い状態。

 

 

 

ご飯も下2人の世話も家事もあるが

ここは母として覚悟を決め

作品が完成するまで

トコトン付き合う決意をした。

 

 

 

私「お母さんね、あなたが作り終わるまで

見ているね。完成するまで付き合うね」

彼の真向かいに座りじーっと見守る。

 

 

空気を読んでか下の2人は

この時大人しく遊んでくれていた。

 

 

 

すると…

あれだけ泣きじゃくっていたのに

次第に落ち着きを取り戻した。

 

ただ、またはめては外れて

私の心はハラハラドキドキ。

 

でもこの子は絶対に作れる!と信じた。

 

 

 

すると

「あ、この黒いブロックがおかしかったんかー。

だから作れへんかったんやわ」

と自分で問題点に気づく。

 

「お母さんさっき言ったよね、

新しいもの作るわ。」吹っ切れた様子で、

ジェット機から変形を決め

新たな作業が始まった。

 

 

着々と指先が動く。

…私は知らない間に泣いていた。

 

 

 

 

大袈裟だが

オリンピックか何か

世界大会の決勝戦を

見ているようだった。

 

息を呑む…もうちょっと、

頑張れ!出来るよ!心の中で叫んだ。

 

泣いている私に気づいた彼は

「お母さん、完成すんのに

ワクワクして泣いてんねんな」。

全く親の心子知らずだ…笑

 

 

 

「大丈夫、出来るから」

やけに大人びている。

 

「羽根3枚付けるわ」

カチャカチャ…

彼は集中して楽しみだすと

舌をペロッと上に出しながら

作業をするのだが、

クライマックスまさにその状態。

 

あ、やっぱこっちの方がいい等と、

と2.3度組み替えてようやく完成。

 

 

「でーきた!ライオンパトカー!」

私は涙が止まらなかった。

 

 

「諦めずに最後までやり切ったね」

私がそう言うと、

余りのブロックで

私にキリンの頭を作ってくれた。

メスだそう。

 

 

 

その後、

「ご飯すぐ食べてピアノの練習するわ。

(幼児教室の)宿題も明日までに

絶対終わらせるから」

と自分から言い出し、有言実行。

 

 

 

「あー楽しい1日だった」

と言って眠りについた。

 

 

 

『子供を認める、

認めるためには良く観察をする』

子育てに於いて

これが非常に大切だと

実感した出来事でした。

 

長男には色んな場面で

子育てを考えさせられますが、

尚更自分の言動や態度を

考えながら接しました。

とても感慨深い出来事でした。

(Tさん)

 

 

 

ご飯の用意が出来ているのに

遊びに夢中になって

ご飯を食べようとしない・・・

 

 

どのお子さんでも

あることではないでしょうか

 

 

そんなときに

★ ご飯を食べることを優先

★やりたいことをすることを優先

どちらが絶対に正しいとは

言えません

 

 

家庭の状況やお子さんの年齢

お子さんの個性によって

判断は違ってくるでしょう。

 

 

このお母さんのように

一瞬の判断で

子どものやる気を引き出し

達成感を味あわせることも

できるのです。

 

 

 

この「フロー状態」は

大人になってから役立つのです

 

 

「砂場に穴を掘り続ける」

「水たまりで水遊びをする」

 

 

大人から見るとくだらないことに

見えるかもしれません

 

迷惑(洋服が汚れるなど)と

思うかもしれません

 

しかしとことん夢中になる経験が

大人になったときの

集中力につながります

そう考えると

子どもとの付き合い方が

変わるかもしれませんね

 

 

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