子育ても家事も仕事も両立する
職人さんや名人といわれる人たちは
「一つのことに集中」
する方のことです。
人間は、一つのことに集中すると
パワーが発揮しやすいです
もちろん、職人さんや名人は
その集中力や努力が並外れた方たちです。
でも、私たち母親はそうはいきません。
家事をして
子育てをして
仕事をして
近所づきあいをして
ご主人の世話をして・・・
1人何役もこなします。
子育てだけをとっても
★着替えを手伝いながら
★子どもがこぼしたテーブルと床を拭き
★幼稚園学校のプリントを読んで
必要なものを用意しながら
★兄弟げんかの仲裁をし
★「絵本読んで~」という子どもに
付き合いながら
★出発時間に間に合うように
お弁当を用意する・・・
これで全てうまくいくはずが
ないのです。
まるで、雨の日にハイヒールで
かずら橋を渡るようなものです(笑)
一つ一つならキチンとできる
ハズです。
★子どもを着替えさせるだけなら
優しくできます。
★兄弟ケンカの仲裁だけなら
両方の言い分をじっくり聞いて
納得するまで話し合うこともできます
★絵本だって何冊でも読んで
あげられます。
でも、それらがいっぺんに
(兄弟がいるなら)何人分も
お母さんにはのしかかってくるのです
「お母さん業」は「職人」ではありません
「名人」でもありません
だから、
「何もかもを完璧にこなす」
ことを目標するのは諦めましょう。
到達できないことを目指しても
凹んでしまうばかりです。
それよりも、
「今、できていること」
を認めましょう。
★子どもの着替えを応援することが
できた
(お母さんが手伝ってもイイ)
★食べこぼしの床だけでも拭けた
(テーブルの上は後でもイイ)
★プリントに書いてあるものが
ギリギリだけど用意できた
(前日じゃなくてもイイ)
★兄弟ゲンカを呆れて見てた
(仲裁しなくてイイ)
★絵本を1ページだけでも読めた
(最後の1ページだけでもイイ)
これだけできた自分を
「スゴイ!」って
認めて褒めてあげましょう。
それだけで、きっと笑顔が出るはず。
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