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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

【食事中に頭が良くなる!?】

【食事中に頭が良くなる!?】

子どものとき、頭を良くするためには

「脳を鍛える」

イメージをすると良いと思います。

私は「whatよりhow」と言っています。

つまり、「何を」させるかよりも、「どのように」するかが大切なのです。

「whatではなくhow」ですから、「何をやらせるか」ではなく、「どのように生活をするか」が大切です。

つまり、

・問題集をやらせたり
・塾に通わせたり
・知育玩具で遊ばせたり

が大切なのではなく、

それらをどのように利用するかが大切なのです。

決して

・問題集をやらせてはいけない
・塾に通わせてはいけない
・知育玩具は必要ない

と言っているのではありません。

「それらを与えたから安心」してはいけないということです。

「どのように生活するか」が大事ですので、24時間が勉強と思ってください。

あ、子どもが勉強するという意味ではなく、親の勉強です!

つまり、

「今、子どもの脳が育っているかどうか」

を常にチェックしながら生活するのです。

たとえば食事中。

少なくとも、朝と夜はお子さんと一緒に食事をするご家庭がほとんどだと思います。

1日に2回
1週間に14回
1ヵ月に60回
1年に700回以上

一緒に食事をする機会があるわけです。

あなたのおうちの食事風景はどのようなものでしょうか?

・「早く食べなさい!」ばかり言っている
・「きちんと食べなさい!」ばかり言っている

こんなご家庭も多いと思います。

子どもは気づくとぐずぐず食べていたり、
遊びに夢中になったり、
箸がうまく使えなかったり、
肘をついて食べたりするからです。

「時間」や「マナー」の視点から見ると
「早く」「きちんと」そんな会話になります。

それらがhowに当たります。

それでは子どもの脳は鍛えられない事はわかると思います。

では、どうすれば子どもの脳を鍛える食事ができるのでしょうか?

大切な事は2つあります。

1.楽しく食べること
2.親が脳を鍛える会話をすること

人間の脳は、楽しいことをしているとどんどん発達し成長します。

辛いこと苦しい事の場合には萎縮してしまう気がします。(これは私の感覚で、研究結果に基づいたものではありませんのであしからず)

だから大切なのは

「楽しく食事をすること」

これが前提です。

その上で、どんな会話をするかが大事になります。

我が家では、食事時にクイズを出しながら食事をすることが多かったように思います。

クイズの内容は子どもの年齢や、その時の食事内容で変わってきます。

今日のご飯とおかずで

・色は何色あるかな?
・材料は全部で何種類入っているかな?
・1番重いものは何かな?
・お母さんが1番苦労したのは何かな?

頭を鍛える質問もあれば、楽しさを強調する質問もあります。

ここまで読んで、

「うちには無理!」
「そんなことをしていたら、ますます食事が遅くなる」
「そもそも子どもが食卓に座らないので楽しい会話なんか無理」

こんなふうに感じる方もあるでしょう。

すべての食事をこんなふうに楽しく脳を鍛えながらできれば1番良いのですが、現実問題いつもは無理だと思います。(我が家でも毎回ではありません)

・朝は忙しいから無理
・お母さんの機嫌が悪い時は無理
・子どもの機嫌が悪い時は無理

こんな日も当然あると思います。

だから毎回ではなくても、できる時だけでもやってみたらどうでしょうか。

・週末の食事の余裕がある時
・お母さんの仕事が早く終わった時
・子どもが上機嫌な時

こんな時だけでも意識してみてください。

「脳を鍛える子育て」は、新しいことをプラスするのではなく、「生活や会話の習慣を少しだけ変える」ことなのです。

 

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