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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

負けず嫌いなわが子このままで大丈夫?

 

 

 

小学1年生の女の子のお母さんからのご質問

 

 

娘が負けず嫌いでどうしようかと悩んでいます。

 

本人は頑張り屋で、

負けず嫌いが悪いことではないと思っています。

 

お友だちに対しても勝ちたがって

勝つと嬉しそうにしてしまうので、

控えめさが感じられません。

女の子のグループに入れなくなってしまうのではと心配です。

 

娘の負けず嫌いを、どう生かしたらよろしいでしょうか?

また、どういう心持ちでいるように教えたらよろしいでしょうか?

 

 

 

9歳を超えれば、相手の気持ちが分かる

 

 

負けず嫌いは、悪いことでしょうか?

 

日本では「空気を読む」「みんなの輪を大事にする」といったように、

「みんながいっしょ」ということがすごく大事にされます。

 

勝ったときに「やったー!」と喜ぶと、

「控えなさい」「負けた人の気持ちを考えなさい」と

我慢させてしまう風潮があります。

 

このように、

自分が「やったー!」といった感情を出すことで、

相手を傷つけてしまうと分かるのは、

9歳を超えた頃なのです。

 

ですから、

小学校1年生ではまだそんなことが分かっていないため、

自分の感情をそのまま表現するのです。

 

 

 

いざこざは、本人の勉強だと見守る

 

 

そしてこのお母さんは、

このままではグループに入れないのではないかと

心配していらっしゃいます。

 

ですが小学校高学年になれば、

またお子さんは変わってきます。

 

「勝ってうれしいけど、それをそのまま表に出すと周りの人が傷つく」と

そういったことが分かるようになれば、

自分で控えられるようになります。

 

それまでは、些細ないざこざはあると思いますが、

そのいざこざが本人の勉強になるわけですから、

そこは温かく見守ってあげましょう。

 

 

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