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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

親の言うことを聞かないわが子

 

 

 

4歳の男の子のお母さんからのご質問

 

 

息子が

最近私の言うことを

全然聞かなくなりました。

 

「手を洗ってきて」など

何かを促す言葉に対して

特に聞き流しているように感じます。

 

私自身何でも言わないといけないので

最終的に怒ってしまうことが

多くなってしまいました。

 

 

 

子どもも命令をされるのはイヤです

 

 

赤ちゃんから3歳ぐらいまでの子どもは

お母さんの言う通りにすることが喜びです。

 

素直で

よく言うことを聞くという子が多いでしょう。

 

でも年少ぐらいになると

自分の世界というのが出てきます。

いわゆる「自我」です。

 

そうすると

人から命令されるのが

イヤという感覚になってきます。

 

大人でもそうですよね。

 

命令されるとイヤなものです。

 

ですが

どうしても子どもが小さい頃は

お母さんは命令が多くなります。

 

「手を洗ってきて」

「ごはんを食べなさい」

「歯を磨いて」

 

すべて命令文なのです。

 

おそらく大人の私たちが

それだけ命令文でずっと命令されたら

カチンとくるでしょう。

 

それで

お子さんが身につけたのが

「聞き流す」ということなのだと思います。

 

ですから

お子さんが聞き流すということは

 

お母さんが少し先回りして

しゃべりすぎているのかもしれません。

 

「手を洗ってきて」ということは

子どもはもう言わなくてもできると思うのです。

 

例えば

幼稚園から帰って

手を洗って

それからおやつを食べるということであれば

 

「洗ってきて」と言うよりも

「おやつにしよう」と

言ってあげたらいいでしょう。

 

子どもは

自分から洗うようになると思います。

 

そういうふうに

子供の行動の動線を意識してみてください

 

全部を命令文で言うのではなく、

なるべく少なくするのです。

 

命令は所々にして、

それも子供にとってプラスの事だと

聞いてくれます

 

 

 

お母さんの口数を少なくする

 

 

親が

「まだこの子は小さいから

これはできないあれもできない」

と思っていると

子どもはやりません。

 

「お母さんが言ったらやればいい」

「お母さんが怒ってきたらやろう」

 

とお母さんの言葉がきっかけになってやる

という習慣になってしまいます。

 

今、

お母さんが全部言ってしまうと

これから先

小学生でも中学生でも高校生でも

ずっと言い続けなければいけなくなります。

 

お母さんが命令をしなくても

子ども自ら行動するという習慣を

今から身に着けるようにしましょう

 

ですから

なるべくお母さんの口数を少なくするということが

やはり大事です。

 

 

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