fbpx

母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

食器を投げる息子

 

 

 

1歳半の男の子のお母さんからのご質問

 

 

息子は

ほんの少し言葉が通じはじめました。

 

家で

おもちゃ・食器・食べ物を投げることが

よくあります。

 

このような場合

「ダメ」ということを繰り返し伝えるべきか

イタズラとして見守ればよいのか

どうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

できる範囲でやらせてあげましょう

 

 

まず

食器・食べ物・おもちゃを投げる問題について

 

これはイタズラではなく

私は勉強だと思っています。

 

物理の勉強です。

投げたら物が落ちるということを

子どもは「すごく不思議だな」と感じているのです。

 

ニュートンは

りんごが落ちるのを見て重力を発見したと言われていますが

これと同じ気持ちだと思います。

 

ですから

基本的にやらせた方がいいでしょう

 

ただ

やっぱり大人の生活というのがありますから

食器を全て投げて全て割れてしまったら困りますよね。

 

ですから

「できる範囲で」というのが限度でしょう。

 

食べ物を投げることも同じです。

投げて汚れれば拭けばいいのです。

 

子どもにやられて困ることって多々あると思うのですが

 

注意するかしないか、

私はその線引きを決めていました。

 

その線引きとは

中学生になった時にその子がそれを続けているか

どうかなのです。

 

例えば

中学生で食べ物を投げる子はいないと思うのです。

 

そうであれば自然に卒業していくことです。

同じようにお皿を投げることもなくなります。

 

ですからそのまま自然に卒業するのを

見守ってあげましょう。

 

 

 

「ダメ」という言葉以外で伝える

 

 

それから

「ダメなことはダメ」と伝えるかどうかなのですが

 

繰り返し伝えるということはいい

と思います。

 

ただその「ダメ」という言葉は気をつけましょう

 

子どもには悪気がないのです。

悪気がなく、

物を投げるのも落書きをするのも一生懸命やっています。

 

それをいきなりお母さんから「ダメ」と言われると

「自分がダメ」つまり人格を否定されたと思ってしまいます。

 

親は「食べ物を投げることがダメだよ」と

やっている行為を「ダメ」と子どもに言っているのですが

 

子どもは「自分の人格がダメなんだ」と

捉えてしまう可能性があります。

 

ですから「ダメ」という言葉以外で

なるべく伝えてあげてほしいなと思います

 

もちろん「ダメ」という言葉を1回も使わないで

子育てはできません。

 

なるべく少なくしましょうということです。

 

 

blog_mailmagazine