工作好きな息子、工作苦手な母
年中の男の子のお母さんのお悩み
息子が最近、工作に興味を示し、
図書館で工作の本を借りては
「これを作りたい!」と
ロボットや剣を作りたがります。
しかし、
実際作るとなると、
ひとりでは作れないので、
結局、母親の私がほとんど作ることになります。
しかも
私は工作があまり好きではないので、
作っている途中で時間がなくなったり。
難しいところがあると、
ついイライラして子供に冷たくあたってしまいます。
どうしたら子供の工作好きを伸ばしてあげられるでしょうか?
パパは忙しく、当てにできません。
お母さんが出来ないことがあってもいい
子どもの工作を手伝う、手伝わないという問題ではなく、
「ついイライラして子どもに冷たく当たってしまいます」
ここを考えていただきたいのです。
イライラするのは仕方がないと思います。
自分の心の問題ですから。
ただ
その自分のイライラを子どもに冷たく当たるということで
ぶつけるかどうかというところは良くありません。
私も工作が苦手ですので
自分がイライラしたときは
「お母さんもう無理」
「あなたやって」
と正直に言っていました。
それから
「お母さんはこれ以上無理だけど自分でやる?それとも止める?」と
子どもに選ばせてあげるようにしていました。
ひとりのお母さんが何もかもできるわけではないのですよね。
工作もやり、英語も教え、音楽を教え、みたいに
すべてのことが完璧にできる人というのは
きっといないでしょう。
ですから
自分が好きなことは一生懸命に教えてあげたらいいですし
自分が苦手なことはほどほどに。
工作だけにこだわらなくても
そして
お子さんがもう年中さんでしたら
「理解力」というのは出てきていますので
「お母さんはこれ以上無理なんだけど、どうする?」ということを
お子さんに聞いてあげたらいいでしょう。
本当に工作が好きであれば
お母さんに頼れないということが分かったら
きっと自分でやり始めると思います。
もし
「お母さんがやってくれないから、もう工作やらない」
となったら
その子は
工作がそこまで好きではないと思っていいでしょう。
工作だけに固執する必要はありません。
工作以外のことで好きなことがあるようなら
そちらに目を向けてあげるのもひとつの方法です。