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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

コロナ休校、家でケンカばかりする兄弟。どうしたらいいですか?

 

 

小学校4年生と2年生の男の子の兄弟のお母さんのお悩み

 

 

コロナウィルスで休校になり、

息子たちが

家で喧嘩ばかりしています。

 

怒るとケンカを止めるのですが、

そのあとでまたすぐ喧嘩です。

 

1日中一緒にいると気が狂いそうになります。

どうしたらいいのでしょうか。

 

 

 

ケンカはコミュニケーションの練習

 

 

兄弟のいることのメリットは

「ケンカができること」だと私は思います。

 

親にとっては

うるさい、面倒くさい、静かにしてほしいと

感じます。

 

実はケンカというのは

コミュニケーションの練習なのです。

 

大人になって社会に出れば

いろんな人と付き合っていきます。

 

いい人もいれば

あまり気が合わない人もいると思うのです。

 

ですが

そういう人とも付き合っていかなければいけません。

 

自分の我を通すだけではなく、

相手の意見も聞いて、

合わない部分を擦り合わせていくという作業が

大人になったら必要になってきます。

 

その練習が兄弟ケンカだと思ってください。

 

ケンカをしながら

「こんなことを言ったら、相手はすごく傷つくんだな」

「きついこと言われて、すごく傷ついた」

「叩かれたら、こんなに痛いのだからしてはいけない」

ということが分かってきます。

 

分かるようになるのは

9歳を超えてからでしょう。

 

9歳になったら

ケンカがなくなるというわけではないですが

下の子が9歳を越えたら

ケンカというのは少なくなると思います。

 

だからそれまでの辛抱です。

 

 

 

兄弟ケンカを裁かない

 

 

兄弟ケンカで一番大事なのは

「裁かない」ということです。

 

「お兄ちゃんだから我慢しなさい」

「手を出した方が悪い」

と言わないことです。

 

お母さんがケンカをジャッジすれば

負けた方は悔しいので

ケンカを繰り返すでしょう。

永遠に続いてしまいます。

 

とにかく「裁かない」ということを

気をつけましょう。

 

ですから

お母さんがいかに兄弟ケンカをスルーできるか

というところが大事だと思います。

 

 

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