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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

怒らない子育てはひ弱な子に育つ⁉

 

 

 

子どもの耐性についてのお悩み

 

 

親は受け皿として、

子どものことをあるがまま受け入れられることが

重要だと認識しています。

親が感情的になって叱ってはいけないと思っています。

 

しかし

外の世界へ出たときに

そんな風に対応してくれる大人やお友達ばかりでないですよね。

「耐性が必要なのでは?」と思うのです。

 

家では受け止めてもらえるけれど

外ではちょっと指摘されただけで

打たれ弱かったりめそめそしてしまったり。

 

親はその耐性を作ってあげる意味で

時には力強く叱ったり、

親にも感情があることを分かってもらってもいいのでは?と思うのですが

先生はどうお考えでしょうか?

 

 

 

自己肯定感が高ければ

 

 

世間ではいろんな人がいるのだから

耐性を作っておかないと凹んでしまう…

いうのはよく言われますが

私はそうは思いません。

 

外に出て叱られた時、怒られた時に凹んでしまうかどうかというのは

その子の自己肯定感によると思うのです。

 

子育てをする中で大事なのは

子どもの自己肯定感を高く育ててあげるということです。

 

子どもの自己肯定感が高ければ叱られても凹みません。

 

一瞬は凹んだとしても立ち直ることができます。

理不尽なことで怒られてもちゃんと反論できるでしょう。

 

それだけの強さを持てるように育てることが

大事だと思います。

 

 

 

強く叱る必要はない

 

 

親が

何でも子どもを認めると子どもが弱くなるという考え方は

違っていると思います。

親が強く叱っても

子どもに耐性はできません。

 

親が強く叱ったら

子どもは殻にこもるか、逃げるだけです。

恐怖に耐えるということしかないのです。

 

理不尽な恐怖を与える人がいれば

それに立ち向かうなり、逃げるなり

何か対処法を考えることが大事だと思います。

 

だからと言って

親が強く叱ったり、感情的になったりしてはいけないかというと

そうではありません。

 

親も人間ですからカーッとなることもあるし

理不尽だと思いながら子どもを怒ってしまうこともあると思うのです。

 

子どももそれは理解してくれるでしょう。

 

親が強く叱ることを子どもに耐性をつけるためだと

理由付けをする必要はないのではないかと思います。

 

 

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