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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

算数で癇癪を起こす息子

 

 

 

小学校5年生の男の子のお母さんのお悩み

 

 

息子は

9歳ぐらいから家庭で

算数の間違い(計算間違いなど単純な間違い)に

ひどく反応し、

癇癪を起こしてしまいます。

 

教科書やノートを破ったり

鉛筆を投げたりして

 

「もーやだ-!!」と言って

最終的には、布団に潜ってしまいます。

 

励まして、励まして

正気に戻るのに1~2時間かかってしまい、

 

何をやっているのか

分からなくなってしまいます。

 

こんな息子に

どのように接したらいいでしょうか?

 

普段は明るく朗らかな素直な子です。

このギャップに戸惑っています。

 

 

 

落ち着く日は必ず来ます

 

 

大人でもありますよね。

 

何かやっていて上手くいかないという時に

「もうイヤ」みたいになることって

きっとあると思います。

 

私は「9歳の壁」という話をよくします。

 

9歳を過ぎる頃

脳が論理的になりますから

論理的な対応ができるようになります。

 

癇癪は

小さいお子さんが起すと思われがちですから

このお母さんは5年生で癇癪を起すお子さんに

心配をしていらっしゃるのだと思います。

 

ですが

個人差があります。

 

おそらく

このお子さんも、しばらくしたら

「癇癪で教科書を破ると、あとで自分が困る」

というのが分かるようになるので

きっとやらなくなるでしょう。

 

もう少しの間

見守ってあげてほしいなと思います。

 

 

 

自力で落ち着くまで待つ

 

 

そして

「励まして励まして正気に戻るのに1~2時間かかる」

とありますが

 

そんなに励ます必要はないと思います。

 

もちろん声をかけてあげていいのですが

もう放っておいていいでしょう。

 

癇癪を起こして

お子さんがドン底に落ちた状態から

自分で立ち直るという経験をしてほしいのです。

 

今後も

癇癪を起こしたらお母さんが慰めてくれる

このパターンを繰り返していれば

 

結局

癇癪が長引いてしまうような気がします。

 

癇癪を起こしたら

「自分で立ち直ろうね」

「お母さん待っているからね」

そっとしておいてあげてはいかがでしょうか。

 

 

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