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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

しつけはどこまで?

 

 

 

11か月の赤ちゃんのお母さんからのご質問

 

 

わが子はまだ幼いので

許すことと、しつけとして徹底することの

境界線に迷ってしまいます。

 

先生は本で

『3歳まで「人生は楽しい」と教える』

と書かれており

 

例として

遊び食べについて

『「楽しい」を優先させて構わない』

とおっしゃっていますが

 

それは

スプーンや食べ物をわざと落としても

何もしないということでしょうか。

 

 

 

中学生になってもそれをすると思いますか?

 

 

私は

「しつけ」というのは何もしませんでした。

 

子どもを

注意するかしないかの線引きとして

私が考えているのは

「中学生になったときにそれをしているかどうか」

なのです。

 

中学生になったわが子が

スプーンをわざと落としたり

食べ物を投げたりというのは

まずしないと思います。

 

自然としなくなることです。

 

ですから

何にも心配することはないと思うのです。

 

逆に

それは勉強だと思っていました。

 

例えば

「スプーンを落とす、投げる」

これは物理の勉強です。

 

子どもからしてみれば

「手を離したらスプーンは落ちるんだ」

と感じているのかもしれません。

重力の勉強です。

 

「食べ物を手でつかんで投げる」というのは

「熱い」「冷たい」「固い」「柔らかい」

というのを手で確かめているわけです。

 

「触覚を磨いているんだな」

と考えれば、

 

勉強しているわが子の邪魔はしたくないと

私は思っていました。

 

 

 

3歳までに「人生は楽しい」と教える

 

 

そして

3歳までに大事にしてほしのは

「人生は楽しい」と伝えることです。

 

「三つ子の魂百まで」と言います。

 

これは「3歳までは厳しくしつける」

ということではありません。

 

3歳までに、

人生がどういうものかというのを

子どもは学ぶのだと思っています。

 

3歳までに「人生は楽しい」と思った子は

一生を楽しく暮らしていけるでしょう。

 

人生は山あり谷ありで

辛いこともあるとは思うのですが、

 

辛いことがあっても

「これが過ぎたらまた人生楽しいんだ」と思えたら

前向きに生きていけるでしょう。

 

3歳までのわが子は

もう返ってこないのです。

 

ですからその日その日を楽しんでください。

充実して子育てしてほしいなと思います。

 

 

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