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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

積み木で遊ばない息子

 

 

 

年中の男の子ママからのご質問

 

 

息子は、積み木やパズルに全く興味がありません。

 

赤ちゃんの頃から働きかけてはいましたが、

一向に興味がない様子です。

 

先生がオススメされているニキーチンの積み木も

親としてはやってみたいのですが、

嫌がりそうです。

 

どのように遊んであげたらいいのでしょうか?

 

 

 

自分の手・頭・体を使う「生産のおもちゃ」

 

 

私は「積み木遊び」をオススメしています。

 

特に、ニキーチンの積み木です。

 

赤青黄白色に塗り分けられた、

3センチ角の積み木を組み合わせて、

いろんな模様を作っていく遊びです。

 

お子さんにとって

すごく良い遊びだと思うのですが、

興味のないお子さんもいらっしゃるかもしれません。

 

そこで、考えていただきたいのが、

どんなおもちゃがお子さんの育ちに良いのかということです。

 

おもちゃを「生産のおもちゃ」と「消費のおもちゃ」に分けて

考えてみてほしいのです。

 

「生産のおもちゃ」とは、

自分の手・頭・体を使って作り上げるものです。

積み木、お絵描き、パズル、折り紙がそうです。

 

一方、「消費のおもちゃ」というのは、

自分の手・頭・体を使わないで

楽しませてくれるおもちゃのことです。

 

例えば、

電池を入れて、スイッチを押したら、走り回るおもちゃや、

スイッチ一つで動いて、おしゃべりするおもちゃ、

 

そういった電池のおもちゃというのは、

本人はスイッチを押すだけで、

実は頭を使っていません。

 

テレビゲーム、YouTubeも当てはまります。

 

 

 

子どもの興味をしっかり見極めましょう

 

 

子どもの育ちに大事なのは「生産のおもちゃ」です。

子どもを頭のいい子にしたいと、やはり親は思いますから、

頭をよく使わせた方がいいわけです。

 

頭を使う「生産のおもちゃ」で遊んでいれば、

子どもはどんどん頭を使うようになります。

 

逆に言えば、

頭を使わない「消費のおもちゃ」で遊んでいると、

頭を使わないでラクしようとします。

 

ですから、

お子さんが積み木に興味がないとしても、

お子さんが興味を持った「生産のおもちゃ・遊び」を

伸ばしてあげましょう。 

 

赤ちゃんの頃から

テレビ・YouTubeを見せていたとしたら、

「生産のおもちゃ」が物足りなく感じるかもしれません。

 

頭を使わずにラクに楽しめるものに、

先に親しんでしまっていたら、

頭を使うおもちゃは面倒くさくて、

イヤになっちゃうでしょう。

 

ですから、

親ができることは、

お子さんが「生産のおもちゃ・遊び」に何か興味を示さないか、

しっかり見極め、そこを伸ばしてあげることです。

 

ご相談いただいた、積み木についても、

今、与えてみて、子どもがあまり興味を持たなかったとしても、

また来年、再来年ときっかけを作ってあげれば、

いつかきっと目覚めてくるときがくると思います。

 

ですから、1回であきらめないでみてあげてください。

 

 

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