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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

魔の2歳児!困った行動を止めさせる4つのステップ★

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母学アカデミー学長の河村京子です。

「母学」を学んで子育ての花を咲かせましょう!

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

2歳児のママさんからご質問をいただきました。
いわゆる「魔の2歳児」問題ですね!

>二歳と5ヶ月の子どもの母です。
二歳の上の子について相談です。
ダメなこと(下の子を柔らかいものでペシペシたたくとか、下の子が寝ているのにそばで大声を出すとか、掃除機のパイプのところに登る(壊れそうです。)とか)をしているときに「あぶないからダメ」「びっくりするから大きな声を出しちゃダメ」「壊れるからダメ」と言っても聞きません。
それどころかわざと続けます。
どうしたらダメなことをやめてくれるようになるのでしょうか。
無理矢理やめさせると泣き出してしまいます・・。
(ここまで)

2歳までは一人っ子で、お母さんを独り占めしていたお兄ちゃん(お姉ちゃんかも?)。
5か月前に赤ちゃんが生まれて、お母さんを取られちゃった気分なのかもしれませんね。

あるいは、「何でもやってみたい!」好奇心の塊の2歳児ですから、何でもよじ登ってみたいのかも
しれません。

その行為だけを見ると、「それはダメ!」「危ないからダメ!」「赤ちゃんが泣くからダメ!」と
ダメなことばかりする・・・・困ったチャンになってしまったように感じると思います。

そんな時、お母さんはイライラしてしまいますが、考え方をちょっとだけ変えてみましょう(*゚▽゚*)

①お母さんはその「見える部分」だけじゃなく、「見えない部分」(心の中)を見てあげましょう。

大人だっていきなり「ダメ!」と言われたら反発したくなりますよね。
子どもだって同じです。

自分がやりたいことをやっているのを邪魔されたら腹が立ちますよね。
それが例え悪いこと(赤ちゃんをペシペシ叩くとか)でも。

お子さんの心の中はもしかしたら
「赤ちゃんにお母さんを取られて寂しい(ーー;)」
のかもしれません。

「お母さんともっと遊びたい」
のかもしれません。

そうやってお子さんの心の中をのぞくだけでも
お母さんの気持ちは落ち着くと思います。

②共感してあげましょう。

「ペシペシしたいのね。」
「大きな声を出したいのね。」
「登りたいのね。」

いいことでも、悪いことでも、まずは共感してあげましょう。

人間って、共感してもらうと安心して優しくなれるのです。

③その後でお母さんの気持ちをお話ししましょう。

「ママは赤ちゃんじゃなくて○○(お人形とかお母さんのお尻とか)をペシペシして欲しいなぁ」
「ママはお庭で大きい声をだして欲しいなぁ」
「ママは掃除機が壊れちゃったら、悲しいなぁ」

次は、お子さんに「お母さんの気持ちになってもらう」番です。
お子さんがお母さんに共感してくれたらシメたもの!
そのあとの対応がぐっと楽になります。

ただし、共感できるかどうかはお子さんが決めること。
お子さんが共感してくれないからといって、がっかりしないで

④お母さんに興味を向けてもらいましょう。

「ママのお尻をペシペシしてみて!」
「ママと一緒にお歌を歌おうか?」
「ママと一緒に掃除機をかけてくれたら嬉しいなぁ」

お子さんは「お母さんと一緒に遊びたい」
「お母さんに自分を見てもらいたい」のです。

お母さんの興味をお子さんに向けるときっと困った行動は減りますよ!

お子さんが困った行動をする原因は、「心の財布」が空っぽになっている時が多いのです。

だから、究極の方法は「日頃からスキンシップ、言葉かけで心の財布をいっぱいにしておくこと!」なのです。
困った行動があると、そこに注目して止めさせる方法を考えますが、
止めさせようとすればするほど、ヒドくなることが多いです(ーー;)

先手必勝で心の財布をいっぱいにしておきましょう(*゚▽゚*)

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