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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

傑作?は自由時間内に生まれる

【母学通信コース】受講生の声
 

一昨日のこと。
それまで消費のおもちゃで遊んでいた
長男はそれを置いて、真剣な顔で
 

「お母さん、お絵描きしても
いいですか?」と尋ねてきた。
 

私は「もちろん。良いですよ」と、
内心なぜ敬語なのか疑問だったが
それはさておき…
 

テーブルにスケッチブックを
大急ぎで広げてクレヨンを
手に持ち思うままに描き出す。
 

私は夕飯の支度をするね、
と告げてキッチンに向かった。
 

対面式キッチンから
長男の様子を伺うと、
無我夢中で何かを描いている。
 

何描いてるのと
声を掛けてしまいそうだったが止めた。
危ない危ない、彼は今没頭しているのだ。-①
 

思いのほか早々と「できたー!」の声。
満面の笑みで描き上げたもの、
茶色い四角の物体。
私、…???チョコレート?
 

尋ねると、『コーラ』だと。
ほほう、コーラね。
これが急に描きたくなったのね。
 

私は「力強いタッチだね、
何色も重ねているね。」と
ほめる評価スイッチをオフにして
見たままのことを言った。―②
満足げにその後もお絵かきを続けた。
 

 

この出来事で、
 

【自由時間の中のフロー状態】
【生産の力】
 

2つの大切なことを実感できました。
 

(中略)
 

いざフロー状態に入りのめり込んだ際に、
注意しなければならないのが
親の私の態度、声掛け、言葉の内容ですね。
 

今回のことでは、
10月の河村先生のやる気セミナーで
得たことをベースに
先日プチ寺子屋で教えていただいた
「世界基準の幼稚園」(光文社)という
本の内容を取り入れてみました。
 

この本は河村先生がセミナーで
お話しされた内容そのものというくらいの
内容が書かれている部分があり
理解が深まりました。
 

上記のエピソード中の①②は
ついつい親側が気にせずに
過ごしてしまうことなので、
私も注意しました。
 

①没頭しフロー状態になっている最中は
話しかけない。…きっと気づかないけど。
 

②出来た作品を「すごいね」「えらいね」
と褒めるのではなく具体的な言葉で認める
 

今回のことを通して一番学んだことは
「自由時間(何もない時間)が大切だ」
ということです。
 

こういう何もない自由時間から
フロー状態に入り、
傑作ではありませんが
(親の私は傑作と思っておきます笑)
本人の満足のいく作品が
生まれてくるのだと実感しました。
 

ここ最近習い事や幼稚園の延長保育、
帰ってきてもおしごとにワークや
ピアノの練習などで
家で過ごす自由時間も限れていたので
もっともっとこの幼児期に確保して、
内側から熱くなる子に
育てていきたいと思いました。
 

ところで、コーラですが…
私も、主人も飲ませたことが
ないのでどこから出てきたのかと
疑問に思い聞くと、
 

「グミを食べたことがあるから」だそうです。
あーそういえば本格的に特別レッスンを
する以前は市販のお菓子を
じゃんじゃん買ってました。
でもだいぶ前の話。
 

主人に話をすると
映画中に後ろの子供たちが
コーラを飲んでいたとのことです。
飲みたかったのでしょうか。ははは。
(Tさん)
 

子どものお絵かきでこれまでのことを
考えて見守ることが
できるでしょうか?
 

私自身、子育て中にここまで
信念を持って見守れていたかどうか
自信がありません・・・・
 

母学特別レッスンのカリキュラムで
「見守り方」を教えるわけでは
ありません。
 

でも、「子育ての軸(信念)」
できると、子どものすべての行動を
「子どもの能力を伸ばす」という観念で
見ることができるようになります。
 

そうすれば、この方のように
お子さんを見守れるように
なるのです。
 

それは、子育てのノウハウ本を
読んだだけでは決して本質は
理解できないことと共通しています。