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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

特別レッスン生の声「フェルミ推定」

【母学特別レッスン】

母学特別レッスンでは
たくさんのワークをしていただきます。
 
楽しみながら「母として必要な力」や
「子どもの能力を伸ばす」こと
主眼に置いています。
 

その中で、すばらしい報告をいただきました。
ご紹介します。
(だいぶ省略しましたが、それでも長文です)
 

>事前課題のワークを見ながら
 

「たくさんのモノのおよその数が言える」
というのが目に留まりました。
 

先週長男とやったときは、
ぶどうひと房の数と、
お茶碗1杯分のお米のつぶの数を
聞いたのでした。
 

ぶどうの数は微妙^^;、
お米の数は妥当な範囲に入っていたので
「評価6」としました。
 

これをやった時は
 

「だいたいの数のイメージが
実物を見て一致する
数量感覚って大事だものねー」
 

とサラッと考えていたのですが
 

ゆうべ、フト「フェルミ推定だ!」
で一人でガッツポーズ。
 

フェルミ推定でググると、
ほぼ就活対策の問題として
出てくるのですね。
 

そして、
“Google社の面接試験で
有名になった”と書かれていました(笑)
 

件の母学事前課題は、
もしかしてフェルミ推定の簡易版(?)
という位置づけなのかな、とも考えました。
 

いかがでしょうか?
 

(中略)
 

あとは、数量を実感する体験をしてね、
という意味もあるのかなと思いました。
 

2年生の算数でかさの単元が出てきますが、
去年あたりはよくお風呂で「何dL?」
とかやっていたのですね。
薬局でもらったお薬用の
10mLシリンダーで遊んだり…(←つまりは水鉄砲)。
 

ただ、たくさんの数が
パッとわかるというのは、
そういう数量感覚だけの問題だけでなくて、
もっと広い力のことを
言っているのかなとも思えたので、
フェルミ推定に行き着いてしまったのでした。
 

このフェルミ推定も就職面接で
よく出題される狙いとしては、
地頭力のよさを見るため
ということらしいですね。
 

情報が限られる中で、
とりあえず相手を納得させる
結論を論理的に導き出せるか、
という力を測れるのですね。
 

ということで、
 

フェルミ推定的思考法で、
私たち親子も
もう一度およその数に挑戦しました!
 

問題「今、地球上で寝ている人は何人でしょう?」
 

(長男)「世界って何人いるの?」
 

(私)「今70億人くらいだって。
70億ってことで計算しよっか。」
 

(長男)「地球は場所によって時間が違うからなぁ…」
 

(私)「そうだね。寝る時間も人によるけど、
だいたい人間て何時間寝てると思う?」
 

(長男)「ぼくは、できれば9時間。でも8時間くらいかな」
 

(私)「じゃあ8時間で計算してみよう。
1日24時間だから…」
 

(長男)「みんな8時間ずつ、
ちょっとずつ時間がずれながら寝てる?」
 

(私)「…たぶんね。」
 

(長男)「8×3=24だから、
1/3の人が今寝てる。70億÷3はわれないよ、23.333…」
 

(私)「循環小数だ(笑)」
 

(長男)「23憶3333万3333人くらい寝てる。」
 

おおお。。。合っているかどうかわからないけど、
スケールが大きくて面白い!
 

(私)「じゃあ、今トイレに入ってる人は?」
 

(長男)「トイレ?!ギャハッ!」
 

小学生男子、トイレとか●●●とか、
鉄板のネタです。
 

(長男)「1日にトイレに行ってる時間て
全部でどれくらい?」
 

(私)「うーん、合計すると1時間くらい?」
 

(長男)「じゃあ世界の1/24の人が
トイレ入ってる!」
 

(私)「でもさ、全部足すと
1時間くらいかなって話で、
1日に集中的に1時間トイレ入ってないじゃん」
 

(長男)「ギャハハハハ!
ヒーヒー…(布団に転げまわって笑う)」
 

このあたりからグダグダ^^;
 

トイレネタは食いつきは良いのはいいけれど、
小学生男子にはハマりすぎてダメでした。
 

でも、できれば最後まで
結論を出してほしい気持ちもあるので、
また後日、トイレ問題に決着を
つけさせようと秘かに思っています。
(後略)
(Tさん)
 

私は恥ずかしながら「フェルミ推定」という
言葉を初めて知りました。
 

ワークを作ったときには
まさか、グーグル社の入社試験に
出るなどとは思わず・・・
 

でも、この報告を読むと
まさしく私がこのワークでつけて欲しい力は
「フェルミ推定」だったのです!
 

たった1枚のワークでも、
ここまで深く考えることのできるお母さん、
 

こんなお母さんに育ててもらって
とても幸せなお子さんだなぁと思いました。