特別レッスン生の声「兄弟喧嘩が算数へ」
【母学特別レッスン】受講生の報告
小学生の長女次女と幼稚園の息子さん
お子さん3人のお母さんからの報告です
>きょうだい喧嘩が
算数へ広がりました!
夕飯が早めだったため
お腹が空いたと言いだした
お姉ちゃん達に
冷蔵庫のおにぎりを食べるよう伝えました。
が!おにぎりは2個しかなかった、
2人が食べ始めれば
弟も食べると言うに決まっている!!
『仲良く分けてね~。』と伝えたところ、、、
まず次女が気前よく半分を弟にあげました。
次に、長女は1/3を弟にあげました。
すると弟は激怒して
お姉ちゃんを殴りにかかりました。
『次女お姉ちゃまは、ボクに半分くれたのに
長女お姉ちゃんは少ししかくれないからずるい、
長女お姉ちゃんだけ多くなる』と。
姉2人から半分ずつもらえば
3人平等になると思い込んでいるようなので
図に書いて考えさせました。
長女お姉ちゃんの半分をボクところに持ってきて、
次女ちゃんの半分をボクのところに持ってきたら、
みんなの量はどうなる??
すぐに自分が一番多くなってしまうことに
気づいて照れ笑い。
じゃあ、どうわけたら
3人とも同じ量になる?
絵をかいてみてごらん
すると、最初は分かった!と
4個に割って配ってみて失敗、
次にたまたま6個に割ってみて数えながら、
2個ずつ配れば
3人とも同じ量になることを
自分で発見しました!!
絵にかいたら5歳児でも
分数の問題が解けちゃうんですね
(Hさん)
これが、本当の
「分数の学び」です
よく、ケーキやピザを
半分に切ったら1/2
また半分に切ったら1/4
と子どもに教えます。
もちろん、これも分数なのですが
本当の深い学びの分数は
こういった生活の中(ケンカ?(笑))
から生まれるのです。
ケンカを始めた時に、お母さんが
「ケンカを止めて仲良く分けなさい!」
と怒っていては、決して学べません。
「見守ること」で
子どもは学ぶ機会を得ることができるのです