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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

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兄弟ケンカ、兄をフォローする?弟を守る?

 

 

 

小学校3年生と年長の男の子兄弟のお母さんのお悩み

 

 

最近、ケンカが増え、

特にトランプなどで弟がお兄ちゃんに勝った時に、

お兄ちゃんが怒ってしまい、

収集がつかないことがあり困っています。

 

この場合、

お兄ちゃんをフォローした方がいいか

弟を守った方がいいか

先生ならどうしますか?

 

 

 

子どもは気持ちを表現するのが上手くない

 

 

まず

兄弟のどちらをフォローするかの前に

トランプで負けて怒ってしまうこと自体は

私はすごくいいことだと思うのです。

 

人間ですから勝ちたいという欲求がありますから

それが叶わなかった時にすごく悔しいでしょう。

 

それを表現するのがケンカということです。

今は表現の仕方がまだ上手くないので

ケンカとかになってしまうのです。

 

大人になれば

その表現の仕方は上手になってきますが、

 

その悔しいという「気持ち」は

大人になっても今のままなでしょう。

 

悔しい気持ちが強い子は

大人になっても悔しい気持ちは強いと思います。

 

負けても「しょうがない」とすぐ諦めちゃう子は

やっぱり大人になってもそのままでしょう。

 

大人になって何か上手くいかなかった時に

「しょうがないか」と諦めちゃう大人と

「悔しいから次は頑張ろう」と思う大人と

 

わが子がどっちになってほしいかを

一度考えてみてください。

 

 

 

親がケンカを裁かない

 

 

そして

トランプをしているのは

お兄ちゃんと弟であって

お母さんではありません。

 

勝ち負けは兄弟の問題であって

お母さんが関わることではないのです。

 

ですから

ケンカになったとしても

お母さんは見守るだけでいいと思います。

 

裁かないということです。

 

もし

弟が「お兄ちゃんが叩いた」と泣きついてきたら

「叩かれたの」「痛かったね」と

言ってあげるだけでいいと思います。

 

お兄ちゃんが

「弟がズルした」と言ってきたとしたら

「ズルされたんだ」「そりゃ悔しかったね」と

言ってあげるだけでいいのです。

 

お兄ちゃんも弟も

悪く言わないでください。

 

とにかく

その相手の気持ちに共感してあげることだけを

大事にしましょう。

 

子どもは兄弟でケンカをしながら

コミュニケーションの取り方を学んでいます。

 

もし親がケンカを裁いていれば

子どもは自分で問題を解決する能力を

育むことができません

 

ですから

親は決してケンカを裁かずに見守ってあげましょう

 

ケンカはすごくうるさいと思います。

ですが

そこは何とか乗り切ってほしいなと思います。

 

 

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