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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

トコトンって、どこまで許す?

 

 

 

小学校1年生の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘は小さい頃から

何か好きになると没頭するタイプです。

以前は恐竜に3年半ハマっており、

ここ半年は「馬」一色の日々です。

 

これまでは

娘の好きなことは応援するようにしていましたが、

 

最近の娘は

朝も夜も馬の本を読んで、馬の絵を描いてばかりいて、

 

朝学校へ行く支度も

帰宅後の宿題も

私が言わなければやらない始末です。

食事にも何度も呼ばないと来ません。

 

さすがに私もイライラして

「いい加減にしなさい!やることをやってからにしなさい!」と

怒ることが増えてきました。

 

「やらなければいけないことをやった

残りの時間を好きに使ったらどう?」と

娘を諭しても、効果は長続きしません。

 

 

 

やらなきゃいけないことをノルマにしない

 

 

「やることやってから、やりたいことをやりなさい」

本当にそれがいいのでしょうか?

 

例えば

「学校の宿題をやってから、やりたいことをやりなさい」

 

ここでは

やること=学校の宿題

やりたいこと=馬の本を読むこと、絵を描くことです。

 

そうなると

目的は「やりたいこと」となるでしょう。

つまり宿題は

馬の絵を書いたり本を読んだりするための

「ノルマ」になってしまうので、

宿題がやっつけ仕事になる危険があります

 

ですから

「やることをやってからやりたいことをやる」

と子どもを諭す前に

自分の中の常識を考え直してみてください。

 

 

 

「とことん」やらせてあげるために

 

 

それから

「好きなことをとことん」

これはすごく大事です。

 

その「とことん」を親が制限してしまうのは

子どもの集中力・好奇心・やる気を削いでしまうことです。

 

ただ

もう小学生でしたら

好きなことばかりして

やることをやらないと

生活がうまくいかないことは分かると思います。

 

ですから

怒りながらじゃなくて

平和な時にお嬢さんと話し合って欲しいのです。

 

その際に

チェックしなきゃいけないことは

「宿題をやらなきゃいけないものと認識しているか」

「学校は遅刻しないで行くものと認識しているか」

ここを話し合ってみてください。

 

お子さんが正しく認識していると確認できたら、

あとは本人に任せていいと思います。

 

・子どものやりたいこと

・とことんやらせること

・社会で生活していく上でやらなきゃいけないこと

このバランスを上手に取れるように

見守ってあげてください。

 

 

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