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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

「特定の友だちだけいればいい」そんな我が子に何て言う?

 

 

 

小学校4年生の女の子のお母さんのお悩み

 

 

娘は

「仲のいい特定の友達としか行動しない」

「他のクラスメイトはつまらない。どうでもいい」

といった考えで

担任から見ても、行動が露骨にわかる様子です。

 

また仲のいい友達から

自分の意図しない行動があると

落ち込みが強いのか、

「学校に行きたくない」と話します。

 

本人が自分の考えに問題がないと思っている状態で

考えを変えていくには

どうしたらよいでしょうか?

 

 

 

子どもの考えを変えることはできない

 

 

私はよく9歳の壁というお話をします。

お嬢さんはちょうど9歳の壁にぶち当たっていて

自分はどういうふうに生きていくのか。

それからお友達とどういう距離感を保っていくのか。

その模索中だと思うのです。

 

まずこのお母さんにお伝えしたいのは

親が子どもの考えを変えることはできない

ということです。

 

これはお子さんが何歳であろうとも。

 

特にお嬢さんは

幼少期から9歳の壁を越えてこの思春期に入るところで

もがいているわけです。

 

本人がいろいろ失敗しながら

お友達との関係

クラスメイトとの距離感というのを

調整していくのです。

 

 

 

お母さんはいつもあなたの味方よ

 

 

特定のお友達とだけ仲良くして

他のクラスメイトはどうでもいい

という態度をとっていると

困ることもきっと出てきます。

 

お母さんが出来ることはたった一つです。

お母さんはいつも温かく子どもを見守ってあげること。

 

「あなたは大丈夫だよ」

「私のかわいい子どもだからあなたは大丈夫だよ」

こういうスタンスで見守ってあげてほしいのです。

 

お子さんがお友達と上手くいかず落ち込んで帰ってきたときには

「あー悲しかったね」

「明日には仲直りできるよ」と

お子さんに共感してあげてください。

 

お子さんに

「お母さんだけはいつも自分の味方なんだ」

「何があっても味方でいてくれるんだ」

ということを伝えてあげて欲しいと思います。

 

小学校高学年から中学校、高校と

今から人間関係で

本当にいろんな体験をしていくでしょう。

 

その中で子どもがへこたれずに

強い人間関係を築いていけるというのは

お母さんがいつも味方でいてくれるという

絶対的な安心感が必要なのではないかなと思います。

 

 

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