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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

子どものワガママに上手く付き合う方法

子どもは自我が出てくると

ワガママを言うようになってきます。

 

例えば、スーパーで

「お菓子を買って」と床に寝転んで

泣きわめく子がいると思います。

 

そのように、子どもがワガママを言い出した時に

どういうふうに付き合えばいいかについてお話しします。

今日のポイントは3つです。

 

ポイント①まずは共感をしてあげる

 

子どもの主張を認めてあげるということです。

 

そのために子どもが言った言葉を

真似してみましょう!

 

「共感」というのは

人と人がコミュニケーションを取るときに

「相手が自分をわかってくれた」ということが

やっぱり自分にとっては一番嬉しいことなのです。

 

でも、子どものワガママな行動に

心から共感するというのは難しいですよね。

 

例えば、スーパーに行って

今日はお菓子を買う日ではないのに

 

「お菓子買って」と泣き喚かれて

それに共感するというのはすごく難しいでしょう。

 

だから、せめて言葉だけでも共感してあげてほしいのです。

子どもが言った言葉をそのまま真似して返します。

 

「菓子買って」と子どもに言われた時には

「買って欲しいのね」と繰り返してあげる。

 

そうすると子どもは

「お母さんは僕のことを分かってくれる」

「お母さんは自分の味方だ」と

共感に対して心を開いてくれます。

 

ポイント②理由を説明してあげる

 

「今日は買わないよ」

「ダメなものはダメなのよ」

 

こう感情的に言ってしまうと

子どもには恐怖しか伝わりません。

 

「お母さん怖い」と

そこしか伝わらないのです。

 

そうではなく、

「今日はお菓子を買う日ではないから買わないのよ」

「おうちにお菓子があるから今日は買わないのよ」

このように理由をつけてあげてください。

 

未就園のお子さんであれば

いくら理由をつけても納得はしてくれないと思います。

 

でも、理由をきちんと説明するということを

繰り返して育っていくと

「物事を論理的に考える」ということが

子どもに身に付きます。

 

ポイント③根比べ

 

「今日は買わないよ」と言ったのであれば

子どもに負けないということです。

 

まず、共感する。

それから理由を説明する。

それでも子どもは納得しないときがあります。

 

「買って」と泣きわめかれたときに

グッと我慢するということです。

 

スーパーの中で泣きわめかれると

周りの人の目があって

お母さんは居たたまれなくなるかもしれません。

 

そうして「今日だけよ」と

結局、お菓子を買ってしまえば

子どもは学習します。

 

「泣きわめきば。お母さんはおやつを買ってくれる」

こう学習してしまうのです。

 

最初は、お菓子だったとしても

泣きわめいたら親は言うことを聞くということを学習してしまうと

だんだんエスカレートしていきます。

 

小学生から中学生、高校生へと成長し

「ゲームが欲しい」

「スマホが欲しい」

「バイクが欲しい」

「ブランドのバッグが欲しい」

こうやって、エスカレートしていきます。

 

ですから、最初が肝心です。

 

泣きわめく子どもを、スーパーの中で

たくさんの人から白い目で見られながら

子どもとどこまで根比べができるか?

 

お母さんの気力と体力と時間に余裕がある時は

ぜひ根比べで子どもと戦ってほしいです!

「今日は買わないよ」と最後まで突き通しましょう。

 

 

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