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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
”成功する子ども”を育てる究極メソッド

母学コラム

母学コラム詳細

子どもの頭をよくする会話

子どもを賢く育てるためには

「親子の会話が一番大事」だと思っています。

 

子どもの頭をよくする会話のポイントは3つです。

 

ポイント①「なぜ」を繰り返す

 

幼い子どもは

「なぜ」「どうして」と

たくさん聞いてくると思います。

もちろん答えてあげてくださいね。

 

幼稚園の年少・年中くらいになってくると

親子で筋の通った会話ができるようになります。

 

そうすると子どもから質問されたことに

答えるだけではなく

 

こちらから「なぜ」と質問してあげましょう。

 

例えば

秋に葉っぱが赤く染まってくるという時期に

 

「どうして葉っぱって夏は緑なのに

秋になると赤くなるのだろうね」

 

こう子どもに聞きます。

 

子どもによって答えはいろいろだと思いますが

すごく考えると思うのです。

 

「寒くなってきたから」

と言ったら

 

「じゃあどうして寒くなると赤くなるのだろうね」

と聞いてあげるのです。

 

そうするとまた子どもは考えます。

 

「緑色が寒くて色がなくなっちゃったから」

みたいに言うかも知れません。

 

そしたら

「どうして寒くなったら緑色がなくなっちゃうのかな」

と聞いてあげます。

 

このように子どもが出した答えに対して

「どうしてそうなるのだろうね」

「なんで」「なぜ」

と深く聞くようにします。

 

この「なぜ」を繰り返す会話は

子どもの思考を深くするということに役立ちます。

 

そして

いろいろな物事に対して

「どうしてこれはこうなるのだろう」

と目に見えるもの、耳で聞いたもの、

本で読んだものに対して

深く考えるようになっていきます。

 

ポイント② 合いの手を入れる

 

会話の中で合いの手を入れることは

思考を広くする役割があります。

 

例えば

お子さんと一緒にご飯を作る時に

 

「何を作る?」と聞いたときに

子どもが「カレー」と答えたとします。

 

その時に「他には?」と聞いてみます。

 

そうすると子どもは自分なりに考えて

「カレーだったらサラダ」と答えたとします。

 

そしたらまた「他には?」と聞いてあげます。

 

そうするとまた考えて

「デザートも欲しいからプリン」と答えるかもしれません。

 

このようにカレーだけを作るのではなく

「他には?」「他には?」と聞いていくことで

思考を広げてあげることができます。

 

これは勉強面で言えば

 

「あの国の国旗を調べよう」と

子どもと調べてみることになったときに

 

「では他の国はどうだろう?」

また「他の国はどうだろう?」と広がっていきます。

このように合いの手を入れるのは

思考が広げる役目があります。

 

ポイント③ 「あなたはそう思うのね」と共感する

 

子どもが考えて言ったことが

いつもあっているとは限りません。

もちろん間違えていたとしても構いません。

 

ですが、間違えたものを

そのまま認めるかどうかということです。

明らかに間違っているものは認めることはできないですよね。

 

例えば

「トマトは青い」と子どもが言ったときに

「赤でしょ」と否定をしてしまうと

子どもはせっかく自分が考えて言ったのに

否定をされると「次はもう考えたくない」と

感じてしまうかもしれません。

 

ですから、子どもが明らかに違うことを言った時には

「あなたはそう思うのね」と

子どもを認めてあげてください。

 

これは子どもの自己肯定感を高くするためにも

とても大事なことです。

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