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母学アカデミー学長 河村京子が伝授
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お母さんの声【個人相談のご感想】東京都O・Hさん

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人間の心には「意識」と「無意識」の領域があります。

自分で考えて行動するのは「意識」が働いているからです。

「がんばって勉強しよう!」
「お母さんに喜んでもらうためにお手伝いしよう」

というように考えるのは意識の働きです。

でも、実は「無意識の行動」の方が大きな割合を占めています。

「つい、ボーっとしてしまう」
「何となくイライラしてしまう」
「ため息をついてしまう」

こんなことは「無意識の働き」なのです。

そして、「無意識」の中でも大切なのが
「自分はどういう人間なのか」
ということなのです。

「自分は今のままでOK!やれば出来る人間なのだ」と思っているか

「自分は何をやってもダメな人間」と思っているのか、

これは大きな違いです。

そして、無意識の領域は子どもの時に「親からかけられた言葉」によって
作られる部分が非常に大きいのです!

「あなたは素晴らしい子」
「あなたは出来る人間」
「ママはあなたを愛している」

という言葉をかけ続けられると、自然に

「自分は今のままでOK!やれば出来る!愛されている」

という無意識の認識が出来上がります。

でも、反対の言葉をかけ続けられると・・・・・(-_-;)

無意識の心が「自分はダメな人間」と思ってしまったら
いくら意識して努力しても、なかなか成果がでないということになります。

大人になってから、「無意識の領域を変化させる」のには困難がともないます。
子どものうちに、「プラスの考え」に満たされた無意識の領域を作ってあげることが
とても大事になります。

先日の【個人相談】では、そんなお話をしました。

感想をいただきました。

>ムスメはもうすぐ10歳ですが、ほかの子と比べて
幼いところがあり、いまだ本能のままに生きております。
そのため、理屈で話し合えないことが多々あり、
どうしてこうするのか、どうしてこうしたいのか、したくないのか、
を言葉でうまく表現することができないため、それが親のイライラの元です。
ついつい頭ごなしに、”言うことをききなさい!”と言ってしまいます。

お話しのあった、潜在意識の蓋、ムスメはまだ閉じていないと思います。
そこに、わたしのイライラした感情やネガティブな発言を
日々注いでしまっていると思うとおそろしくなりました。

まだまだ衝突ばかりですが、蓋を意識することでわたしの日々の言動を
変えていけたらと思いました。
(東京都O・Hさん)

まだ意識と無意識の明確な区別ができていない時期にお話ができて
本当によかったです(^○^)

子どもの目の前の言動は気になりますが、
それよりも大切な「無意識の領域」を大事にコミュニケーションをとってくださいね!